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【大阪市阿倍野区Y様邸】気密測定
2023.06.15
現場ブログ
こんにちは、平山です。
先日Y様邸の『気密測定』がありました。
気密測定とは『C値』を測るものになるのですが、そもそも『C値』とは!
C値とは住宅における相当隙間面積のことです。建物全体にある隙間面積を延床面積で割った値で、建築した建物の気密性能を指標として用いられます。
数値の内容は、例えば延床面積40坪(約132㎡)の場合、C値が2.0なら隙間面積は264㎠(はがき約1.8枚相当)、C値が0.5なら隙間面積は66㎠(はがき約0.5枚相当)となります。
住宅の気密性能を表す指標として【住宅にかかるエネルギーの合理化に関する建築主の判断の基準】(省エネ法)で用いられていますが、2009年に改訂された際に、気密住宅の規定及び数値基準は削除されました…その為工務店やハウスメーカーでもC値に対する考え方や取り組みが様々になり、検査にコストがかかる等の理由で「C値は意味がない、必要ない」といった声も上がっています…
宝工務店ではその『C値』を今でも重視しております!
では、なぜ重要なのか。
①省エネルギーで部屋の温度を快適にする。→電気代の節約。
②結露による壁内の腐敗や腐朽菌を防ぐ。→カビを防ぐ。
③換気の効率化で嫌な臭いを防ぐ。
④大気汚染物質の侵入を防ぐ。
⑤依頼する建築会社の施工品質を確認できる。→高い技術力と広い知識を有した会社。
上記5点ざっくりですが、いわゆる「家の隙間」をなくすことです。
宝工務店では確かな施工力、技術力で高気密高断熱住宅を1つの強みとしています。
そして、話は戻りますが今回のY様邸の測定結果は、C値0.1!!
平成14年まではC値5㎠/㎡以下という基準がありました。
なので、かなりの高気密高断熱住宅といえます!
Y様ご家族が快適に過ごせますように。